ヴォルリシア大陸、王都アエテルヌムより南。バオムという巨大な樹が目印の小さな街。その樹があまりに立派なため、世界樹のようだと言う者もいるが、実はそうではない。バオムの樹は、実りが多く、その恩恵からかこの街の周辺では、人間に対してプラスの力へと働く水系や土系のラピスがよく採取される。