Chapter1 雑談スキット『几帳面』


Chapter1 雑談スキット『几帳面』

 リヴァル
「はぁ。」

 ローザ
「どうしたのリヴァル? ため息なんかついて。」

 リヴァル
「シィクのあの几帳面っぷりは何とか出来ねぇもんかと思ってよぉ。」

 シィク
「えっ!? あ、はは…。…うーん。
でも兄さんもよく言うじゃない、『何かあってからじゃ遅い』って」

 リヴァル
「だぁ〜〜〜!!! ロックスの事はどうでもいいんだよっ!」

 ローザ
「でも、本当にシィクって几帳面だよね。
みんなで森の奥まで行ってみようってなった時も、1週間前から準備してたのに、出発前にまた確認してたよね。」

 リヴァル
「あぁ。それで俺等は遅刻ギリギリ。ロックスには笑われるしよぉ……」

 シィク
「なにかいい方法があったらいいんだけどね」

 リヴァル
「人ごとのように言ってんじゃ…… お!
これからは、出発前に荷物の確認をしねぇっつーのはどうだ?」

 シィク
「えッ!? そ、それはちょっと」

 ローザ
「うん。それは私も、いただけない……かなぁ」