Chapter1 雑談スキット『正反対?』


Chapter1 雑談スキット『正反対?』

ローザ
「ねえ、さっきの戦闘で『フレイムドライブ』を覚えちゃったみたい!」

シィク
「へぇ…。じゃあこれからは火のラピスなしでもフレイムドライブが使えるね」

ローザ
「こうなってくると、火属性以外のラピスに付け替えて色んな結晶術を覚えたくなっちゃうなぁ♪」

リヴァル
「最初のうちから見境無くラピス変えてっと、どっかの誰かさんみてぇに、ただの器用貧乏になっちまうぜ? やるならトコトン使い込んだほうがいいんじゃねーの?」

シィク
「どこかの、誰かさん……って? だれのこと?」

ローザ
「あっ…!」

リヴァル
「ま、おめぇは兄弟でも、性格的にも戦闘のセンスもアイツとは正反対って感じだから、器用貧乏になる心配はなさそうだけどな」

シィク
「え???」

ロックス
「? リヴァル、ローザ、二人ともどうしたんだ?」

ローザ
「いえ、何でもない、です。はは……。
(この鈍さだけは、シィクもロックスさんも同じ…、だね)」