ローザ
「シィク、さっきから調子悪そうだけど、大丈夫?」
シィク
「えっ? ぁあ……」
ローザ
「怖いよね。」
シィク
「え?」
ローザ
「この光景、いつものエピオス村からは想像できない。本当はわたし、少しでも気を抜いたら怖くて動けなくなりそうなの。」
シィク
「ローザも?」
ローザ
「うん。 でもここで立ち止まっていても何もならない。 わたし達は、ほんの少しだけど、誰かを助ける力を持っている。
ロックスさんだって、こんな時のために、わたしたちに戦うことを教えてくれてた。
だから、今は、わたし達に出来ることを頑張ろう?」
シィク
「……そうだね、僕たちにできることをやらないと。」
ローザ
「大丈夫。私も一緒だから。 二人でがんばろう。」
シィク
「うん、 がんばろう!」